Python 3.6.0rc2 は Python 3.6 の2番目のリリース候補であり、次の Python のメジャーバージョンです。
3.6.0 はコードフリーズとなりました。3.6.0rc2 は最初のリリース候補である 3.6.0rc1 と同じコードベースであり、数個の重大な問題の修正とドキュメントの加筆や更新があります。3.6.0 の最終リリース予定日、いまのところ 2016-12-23 ですが、それより前に重大な問題がみつからなかった場合、3.6.0 の最終リリースはこの 3.6.0rc2 と同じコードベースになる予定です。3.6 系のメンテナンスリリースは2017の第1四半期から定期的に行われます。
Python 3.6 の主な新機能は以下になります。
* PEP 468 - 関数の **kwargs の順番の保持
* PEP 487 - クラス生成時のカスタマイズの簡潔化
* PEP 495 - ローカルタイムの曖昧性の解消
* PEP 498 - リテラル文字列書式指定
* PEP 506 - 標準ライブラリへの Secrets モジュールの追加
* PEP 509 - dict 型にプライベートバージョンの追加
* PEP 515 - 数値リテラルのアンダースコア
* PEP 519 - ファイルシステムパスプロトコルの追加
* PEP 520 - クラス属性定義の順番の保持
* PEP 523 - CPython にフレーム評価 API の追加
* PEP 524 - (システムの起動中) Linux 上で os.urandom() をブロックさせる
* PEP 525 - 非同期ジェネレーター (暫定)
* PEP 526 - 変数アノテーションの構文 (暫定)
* PEP 528 - Windows のコンソールエンコーディングを UTF-8 に変更 (暫定)
* PEP 529 - Windows のファイルシステムエンコーディングを UTF-8 に変更 (暫定)
* PEP 530 - 非同期内包表記
詳細は"What’s New In Python 3.6" を参照してください。
3.6.0rc2 は以下からダウンロードできます。
3.6.0rc2 はプレビューリリースであり、本番環境での利用を推奨していないというのに注意してください。
リリーススケジュールの詳細は以下の PEP で確認してください。
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